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海外留学を検討する際、一番に気になるのが総費用ですよね。授業料だけではなく、生活費や保険料・航空運賃など、思った以上に支払うべき費用がたくさんあるんです。
ここでは海外留学費用の内容と相場価格をまとめ、さらに費用を抑える方法を徹底的に調べ上げました!留学準備の参考となれば幸いです。
海外留学費用の内容と相場価格まとめ
海外留学の費用がかかる内容をまとめ、その内容を踏まえて人気国別に留学費用の相場価格を調べました。
海外留学費用の内容一覧
まずは海外留学費用がかかるジャンルを6種類ご紹介します。1つでも見落とすと、総費用が大きく違ってきますよ。
学費
学費とは、海外で語学等を学ぶために必要な「入学金」「授業料」「教材費」の総称です。
- 入学金:入学出願のために費用な費用
- 授業料:授業を受けるための費用
- 教材費:授業を受けるために必要な教材にかかる費用
一般的に入学金<教材費<授業料の順で費用が高くなります。
大学・専門学校・高校・中学において、授業料は年度ごとに複数回に分けて支払うのが一般的。一方で語学学校の場合、留学期間分の授業料を1回で支払うのが一般的です。
留学先の大学が公立か私立か、都市部か地方かなど様々な要因によって費用は異なるため、同じ国内でも留学先はしっかり比較する必要があります。
滞在費
滞在費とは、その土地で滞在するために必要な費用のことです。
滞在先の候補を4種類ご紹介しましょう。
- ホームステイ
- 現地のホストファミリーの家庭に宿泊します。現地の文化を身近に感じられ、費用を安価に抑えられるのがメリットです。留学がはじめての人にもおすすめできます。
ただしホームステイ先によってルールや家庭環境が異なるため、トラブルには注意しましょう。
- 学生寮
- 大学や語学学校が運営する寮です。キャンパスに近く通学しやすいことや、ルームメイトとの交流を深められることがメリットです。友人を作って旅行や勉強をする機会にも恵まれるでしょう。
デメリットは、他の学生との協調性が求められることです。人によってはうるさい学生にうんざりすることも。
- シェアハウス
- 一軒家やアパートを複数人で借りて住みます(部屋を借りる場合はルームシェア)。他の滞在方法に比べ認知度は低いものの、他国の社会人・学生シェアメイトとの共同生活は多くのことを学ぶ機会となるでしょう。
電気代やガス代も共同で支払うため、思ったよりも出費がかさむ場合もあるため注意してください。
- アパート
- ワンルームのアパートを借りて、1人で生活します。マイペースで静かに暮らせるのがメリットとなります。
非常にコストがかかるため、金銭的に余裕がある人のみにおすすめ。また、誰かと交流する機会が減るのがデメリットです。
初心者はホームステイか学生寮を選ぶのがおすすめ。
慣れてきたらシェアハウスやアパート暮らしを検討してみましょう。
生活費
生活費とは、留学先の食費・交通費・娯楽費等の総称です。
せっかく留学するのですから、その土地の料理や観光地を楽しみたいですよね?意識しないと授業料以上にお金がかかってしまうかもしれません。
授業料が安い国・地域は物価が安い傾向にあり、生活費用が抑えられます。それでも、その国を存分に楽しむために多めに見積もっておきましょうね!
保険料
安全を確保するため海外留学保険に加入しましょう。
加入は義務ではなく本人の意思に委ねられます。しかし万が一渡航先で病気になっても治療費を全額負担しなくてはならない……となると、不安ですよね。ちょっとした病気で何十万も請求される事案があります。
また、盗難・窃盗などの犯罪に遭ったり、思わぬことで加害者になってしまった場合も、自分で解決する羽目になるのはリスクが高すぎます。
年間で20~50万円の保険料はかかるものの、無加入を選択するのではなく、できるだけ保険料の安い会社を選ぶのが賢いですね。
クレジットカード付帯の保険も傷害治療・緊急歯科治療・賠償責任など広い範囲で保証してくれますが、残念ながら保証期間が10~90日と短いのがデメリットです。海外留学用の保険には向いていません。
航空運賃(交通費)
海外に行くためには、まずは航空券を購入して飛行機に乗る必要がありますよね。
航空券の種類・航空会社・留学先・シーズン等によって料金は万単位で変わってくるため、留学費用を節約したい人は購入方法をしっかり考えておきたいところです。
カナダなら往復15万円程度、ヨーロッパ圏は往復で20~25万円程度が相場ですね。後述するLCCを利用すれば、数万円節約可能です。
以下、航空券と航空会社の種類をおおまかに説明しておきます。
航空券の種類
- 片道航空券
- 片道(往路)のみ移動できる航空券です。ワーキングホリデービザ取得者等が、帰国時期が明確ではないときに購入します。
片道航空券を2枚購入するより、往復航空券を1枚購入するほうが1万円以上節約できることも。ただし入国・出国時のトラブルには注意しましょう。
- 往復航空券
- 往路・復路に使える航空券です。入国・出国時のトラブルがなく安心して使えます。帰路便の有効期限には注意しましょう。
帰国時期を予想できない人は片道航空券を検討してもよいでしょう。
ただしトラブルが起こる可能性は否定できないため、割高になっても往復航空券を購入することをおすすめします。
学生ビザ取得者は帰国時期が予めわかっているため、往復航空券を選んでくださいね。
航空会社の種類
- LCC ローコストキャリア
- 無料サービスの廃止・機内設備の簡易化によってコストを抑えた格安航空会社。バニラエア・ジェットスター・ピーチアビエーション・春秋航空日本が代表的なLCC会社です。
- ANA 全日本空輸
- 通称「全日空」。日本の航空会社です。空港サービスや機内販売サービスが充実しており、離島以外の主要空港をカバーしています。
- JAL 日本航空
- 通称「日航」。日本の航空会社です。離島や地方への路線を網羅しています。普通席に+1,000円で座れる「クラスJ」が魅力的。
ANAとJALには運賃に大きな差がなく、どちらを選んでも違いはないと考えてもよいでしょう。
一方LCCは非常に安く航空券を購入できます。機内サービスや上質な設備は望めませんが、節約を重視する人はLCCを検討してみてくださいね。
パスポート申請費用
パスポート(旅券)とは世界中で使える「身分証明書」のことです。
パスポートを持っている日本人は3割にも満たないため、海外留学をしたい人のなかには申請費用がかかる人が多いでしょう。
パスポート申請費用は、年齢と有効期限によって異なります。
- 10年間有効(20歳以上):16,000円(都2,000円&収14,000円)
- 5年間有効(12歳以上):11,000円(都2,000円&収14,000円)
- 5年間有効(12歳未満):6,000円(都2,000円&収14,000円)
※都=都道府県収入印紙、収=収入印紙
12最上の場合、5年間有効パスポートと10年間有効パスポートは5,000円しか価格差がありません。
できれば10年間有効パスポートを申請することをおすすめします!
ビザ申請費用
ビザ(査証)とは、自国民以外が入国するための「入国許可証」のことです。
観光の場合は、パスポートのみで入国できる国もあれば、パスポートとビザがなければダメな国もあります。海外留学はほとんどの場合パスポート&ビザが必要ですよ。
以下、代表的なビザを3種類まとめました。
- ESTA
- 電子渡航認証システムESTA(エスタ)です。
アメリカとオーストラリアは、90日以内の滞在でもこちらのシステムへの登録が必要です。
- 学生ビザ
- 3か月(国によっては180日・6か月)を超える長期コース留学には学生ビザが必要です。
有効期限は就学期間にあわせて設定され、年齢制限がなく、多様な学校の留学生が利用できます。みっちり勉強に集中したいならこれ。
- ワーキングホリデービザ
- 一定期間の滞在と就労を許可するビザです。
有効期限は1年または2年、年齢は18~30歳まで、語学学校の留学生が利用できます。十分な資金がなくても留学できるのがメリット。
用途を簡単にまとめると、
- ESTA:アメリカまたはオーストラリアに90日以内で滞在する場合に必要。
- 学生ビザ:90日を超える長期的な留学に必要。
- ワーキングホリデービザ:語学学校の留学生が、勉強も仕事もしながら2年以内で留学したい場合はこちらが必要。
このように分類できます。
ESTAは14ドルと安価に発行してもらえます。学生ビザは留学先によって申請費用がさまざまで、たとえばカナダは1万円程度で済みますが、オーストラリアでは3万円以上!一方ニュージーランドは無料だったりするんです。
ワーキングホリデービザは学生ビザより高いときもあれば安いときもあり、一概には言えませんが、2万円以上かかると見積もっておきましょう。
エージェント費(手続き費用)
留学エージェントとは、留学手続きの代行業者です。
学校を選んだり、航空券を買ったり、保険を契約したり……。すべて1人で行うのはむずかしいもの。そんな面倒な手続きを代わりにやってくれる心強い存在です。
エージェントはおおまかに「有料」「無料」の2種類が存在します。一見、無料のエージェントが良いと思いがちですが、実はデメリットもあるのでしっかりチェックしておきましょう!
- 有料エージェント
- メリット:細やかなサポートを受けられます。留学先・学校において幅広い選択肢を与えられます。
デメリット:有料です。およそ20万円はかかります。
- 無料エージェント
- メリット:無料で利用できます。
デメリット:紹介してもらえる学校が限定されます(学校等から紹介料をもらっているため)。一部サポートしてもらえないことや、別途費用がかかることがよくあります。実質的に無料ではありません。
海外留学がはじめての人は、ぜひ有料エージェントを利用しましょう。1回経験して慣れたら無料エージェントにするのが確実です。
ただし、3か月以内など短期留学を行う場合は最初から無料エージェントを検討するのも一つの手です!
有料エージェントは短期留学でも長期留学でも同じくらい高いコストがかかりますからね。
【人気国別】海外留学費用一覧
海外留学で人気の5国をピックアップし、留学費用をおおまかにまとめました。同じ国でも大学や地域によって費用は異なるため、あくまで目安にしてみてくださいね。
(※渡航費はANAの国際航空券(往復)の料金を参考にしています。また、為替レートによって価格は大きく変動します。)
アメリカ
- 学費:1年200万円(半年:100万、3か月:50万)
- 渡航費:15万円
- 生活費+住居費:200万円
海外留学先として最も人気のアメリカ。ロサンゼルス・ニューヨーク・シアトル・ワシントン等が留学先として選ばれます。
教育水準が高く、しっかりと英語を学べるでしょう。また、「人種のるつぼ(サラダボウル)」と呼ばれるだけあって多種多様な国籍の人と交流できます。
カナダ
- 学費:1年150万円が相場(半年:75万、3か月:30~40万)
- 渡航費:14万円
- 生活費+住居費:1年180万円
雄大な自然を楽しめるカナダ。バンクーバー、トロント、ビクトリア等が留学先として選ばれます。
特にバンクーバーは大自然と都市のバランスがよく、人が優しく住みやすいため、留学生数はトップクラスです。「世界一住みやすい都市ランキング」でも常に上位にランクインするほど!
イギリス
- 学費:1年200万円が相場(半年:100万、3か月:50万)
- 渡航費:22万円
- 生活費+住居費:1年200万円
歴史と伝統を重んじるイギリス。有名なロンドンやオックスフォードが留学先に選ばれます。
クラシカルかつ近代的なところもあるお洒落な国なので、夢に描いたあこがれの暮らしを実現できるでしょう。また、日本人に似た物静かな国民性のため、ゆったりとした上品な交友関係を結べそうです。
オーストラリア
- 学費:1年150万円が相場(半年:75万、3か月:30~40万)
- 渡航費:10万円
- 生活費+住居費:1年180万円
治安がよく人も気候もあたたかなオーストラリア。シドニー、ブリスベン、パース等が留学先として選ばれます。メルボルンは2017年までに7年連続「世界一住みやすい都市ランキング」でNo.1です!
学生ビザでもアルバイトが認められており、学生でも働きながら勉強したい人には助かりますね。さらに留学生でもお給料が比較的高め。費用を抑えて留学したいならうってつけです。
ニュージーランド
- 学費:1年140万円が相場(半年:70万、3か月:35万)
- 渡航費:10万円
- 生活費+住居費:1年160万円
穏やかな人と自然が魅力のニュージーランド。オークランド、ウェリントン等が留学先として選ばれます。
人口密度が低く過ごしやすいため、ゆったりと留学生活を楽しみたい人にはおすすめです。アメリカほど花はありませんが、留学先として検討する価値は大いにあります。
海外留学費用を安くする方法まとめ
各国の留学費用を見て、「こんなに高いの!?」と驚いた人もいるかもしれません。しかし留学生の努力次第では、何十万も節約することだってできるんですよ。
ここでは「支援制度系」「節約系」の2つのジャンルで節約方法をご紹介します!
支援制度系
海外留学生を対象とした支援制度やキャンペーンを利用しましょう。何百万もの費用を用意せずとも、海外に出発するチャンスが得られますよ。
ワーキングホリデー(ワーホリ)制度
ワーキングホリデーとは、18~30歳の青年が海外での生活を楽しみながら、その間の資金を補うために働くことを認める制度です。
日本国籍の保有者は、以下21か国への渡航でワーキングホリデー制度が適用されます。
韓国、台湾、香港、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、チリ、アルゼンチン、チェコ、スペイン、ハンガリー、デンマーク、アイルランド、スロバキア、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド
日本人留学生の多いカナダ・オーストリア・ニュージーランド・イギリスにも制度が適用されているのは助かりますね。
先述した通り、オーストラリアのワーホリは給料がいいですよ!他国では1時間$10(1000円)が相場として、オーストラリアなら$15(1500円)稼げるところもあります。
海外留学支援制度
教育機関の1つである日本学生支援機構が実施する留学生支援制度です。「協定派遣」「学部学位取得型」「大学院学位取得型」の3種類が存在します。
- 協定派遣
- 滞在期間が3か月以上1年以内で留学する学生が対象。国内奨学金の第一種奨学金と同様、無利息で月額20,000~64,000円の奨学金が貸与されます。
- 学部学位取得型
- 高等学校卒業後、諸外国における学位取得を支援。月額およそ59,000~118,000円の奨学金が貸与されます。250万円を上限に授業料の支給も希望できます。
- 大学院学位取得型
- 諸外国における修士または博士の学位取得を支援。月額およそ89,000~148,000円の奨学金が貸与されます。250万円を上限に授業料の支給も希望できます。
参考:海外留学奨学金(日本学生支援機構) – 独立行政法人日本学生支援機構
海外留学支援制度による給付では足りない場合は、以下の奨学金制度も利用できます。
- 「協定派遣」の人は「第一種奨学金(海外協定派遣対象)」
- 「大学院学位取得型」の人は「第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)」
海外留学支援制度で貸与されたお金は返済の義務があります。
しかし無利息なので損はしませんよ!特に学生さんは、学生の時期しか留学する機会がないため、お金を借りてでも留学する価値があります。
海外留学の夢を後押しするために利用を検討してみてくださいね。
海外留学推進協会
海外留学推進協会は、海外留学を無料・無償で支援する一般財団法人です。
なんと返済不要の奨学金制度を実施しています!応募者数は非常に多く、選考が厳しいため、ある程度の英語力がある方がチャレンジすると良いでしょう。
奨学金の金額は、財団への寄附金額等によって毎年変動します。2018年4月に確認したところ、金額は$8,000~20,000(およそ80~200万円)でした。
語学学校の長期割引制度
語学学校には、授業料の長期割引制度があります。
3か月以上の申し込みで15~30%も割引されることがあるため、社会人等が語学留学する際は見逃せません!
学校によっては入学金半額・一定期間の授業料免除・航空券のプレゼント等、魅力的なプログラムも。
うまく利用すれば何十万も得するので、希望の学校にどんな割引制度があるかは丁寧に調べておきましょう。
節約系
留学にかかる費用を抑える節約術をご紹介!これだけで費用が何万円も違ってきます。
安いシーズンを選ぶ
留学先によっては、シーズンごとに渡航費や学費がまったく違います。
たとえば寒さの厳しいカナダは、冬になると渡航費が10万円以上安くなることがあります。びっくするほど寒いので旅行客が少なくなるのです。
旅行客と同様に生徒数も少なくなるので、語学学校は学費を値下げしてなんとか来てもらおうと工夫します。人気シーズンに比べて授業料が20~30%安くなることも!
多少寒かったり暑かったりしても、これだけ安くなるなら行く気になりますよね。
以下、人気国別に留学費用が安くなるシーズン(オフシーズン)をまとめました。
- アメリカ:1~2月
- カナダ:1~2月
- イギリス:1~2月
- オーストリア:6~8月
- ニュージーランド:6~8月
いずれもその国の「冬」です。
冬ならではの楽しみ方もあるので、しっかり防寒対策をして観光地を巡ってはいかがでしょう。
安い留学先を選ぶ
フィリピンへの留学費用は、アメリカやイギリスと比べて非常に安価です。
人気のセブ島留学なら1年あたりの授業料は200万円以内。さらに物価が安いため、生活費や旅行費も抑えられます。
イギリスなら総費用600~700万円かかるとして、フィリピンなら500万円に抑えることも可能でしょう。
さらにフィリピンはマンツーマンレッスンの時間を多く取る傾向があり、初級~中級までの授業を丁寧に行ってもらえます。
英語力に自信のない人は、フィリピンで基礎を身に着けるのも1つの手ですね。
無料エージェントを選ぶ
先述した通り、留学エージェント(留学手続きの代行業者)には有料・無料の2種類が存在します。
有料エージェントだとおよそ20万円かかりますが、無料のエージェントなら基本は0円で利用できます。別途費用がかかるので完全無料とはいきませんが……。
無料のエージェントを選べば数十万の節約も実現可能!3か月以内の短期留学生や、すでに留学経験のある人はご検討ください。
ルームシェア
海外での滞在費は、基本的に以下の順で高くなります。
ルームシェア<学生寮<ホームステイ<アパート
(※学生寮のほうがホームステイより高いこともあります。立地や設備次第ですね。)
滞在費を安くしたいなら、ルームシェアを選ぶのが一番。家賃をみんなで折半できます。
ただし実際に暮らすまでの手間は結構かかります!海外でルームメイトを探したり、契約手続きをしたりするのは、海外生活に慣れてからが確実です。
留学前に確認!注意すべきポイントは?
当たり前のことですが、日本と海外では人も文化も社会も何もかもが違います。留学前に注意しておきたいポイントを5つチェックしましょう。
生活費はとても高い
生活費は、学費に匹敵するくらい高額です。外食ばかり、観光ばかりの生活を送ると学費を超えかねません。
学費と違って、生活費は個人の意識で大きく変動するものです。
「学費が安いから大丈夫」で済ませず、自分の生活を管理して無駄遣いを減らしましょう!
為替レートで費用が変わる
為替レートとは、ある通貨を別の通貨に変換する時の取引価格です。
アメリカの1年あたりの学費を$10,000としましょう。1ドル=100円の時は学費が100万円となりますが、1ドル=110円の時は110万円。10万円も差が出てしまうのです。
その他、為替レートは食費や旅行費にも影響してきますから、留学の時はなるべく「円高」(円の価値が高い)の時を選ぶと留学費用はグッと安くなります。
日本とは治安が違う
日本はとても治安の良い国です。各国の平和度を数値化した「世界平和度指数」の高さは、全世界で10位以内にランクインしています。
その一方で、海外留学先は日本より治安が悪いこともあります。治安のよい国でのびやかに育った日本人は、犯罪の被害に遭うこともしばしば……。
どのくらい治安が違うか知ってもらうため、2017年6月に発表された世界平和度指数ランキング(Global Peace Index 2017)を参照し、人気海外留学先を治安度の高さで並べてみました。日本は比較対象としてランキングに載せています!
- ニュージーランド(世界2位)
- カナダ(世界8位)
- 日本(世界10位)
- オーストラリア(世界12位)
- イギリス(世界41位)
- アメリカ(世界114位)
- フィリピン(世界138位)
特に注意すべき国は「アメリカ」と「フィリピン」です。
いずれも都市によってまったく治安は異なりますから、できるだけ治安が良いと言われている地域の学校に留学してください。
治安の悪い場所にある学校は学費が安い傾向がありますが、優先するべきはお金よりも治安ですよ!
ここで、犯罪から身を守るための豆知識を1つ。それは「服装を現地の人と同じレベルにすること」です。良い服を着ていると狙われてしまいますからね。
参考:Global Peace Index 2017 – reliefweb
まとめ
海外留学において、諸費用の内容一覧・学費や生活費の相場価格をご紹介し、海外留学費用を安くする方法&留学の注意ポイントをまとめました!
お役に立つ情報はありましたか?あなたが海外に羽ばたく助けとなれば、とても嬉しいです。
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