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アメリカ旅行が決まったなら、期間中は最大限楽しみたいですよね。
そして海外旅行を最高に楽しむには、「言語の壁」というものを乗り越える必要があります。
つまり、必要なものといったら「英語力」。しかし、英語が苦手で全く英会話ができない場合、アメリカで生きていけるのでしょうか。ひとり旅ならなおさらです。
2008年から2018年現在では、アメリカに短期で入国する際には面倒なビザ取得の手続きをする必要がなく、ESTAという認証をインターネット上で手続きすれば、最大90日間滞在できるようになっています。
あらかじめの簡単な手続きでスムーズに入国できるとはいえ、やはり税関を通らなくてはいけないことには変わりありません。入国審査官は日本語を喋れる人はほとんどいないと言ってもよく、手続きはもちろん英語でこなさなくてはいけません。
入国しても、日本語を話せるアメリカ人は貴重です。ホテルのチェックイン、買い物や食事など、すべての生活の上で英会話をする必要があります。
それにとっても人懐っこい国民性ですし、特にカフェやレストランの店員さんは「チップ」のために愛想よく話しかけてきます。そこで英語が喋れないからといって、無愛想でいてはよくありません。英会話に不慣れでも、恥ずかしがらずに堂々と人と話したいものです。
このように、日本のように無言で指差しでも何とかなるものではなく、コミュニケーションを取ることが必至の国ですから、最低限のフレーズは覚えていきたいところ。
そこで、ここではアメリカ旅行で使える英会話フレーズを8つのシチュエーションに分けてご紹介していきます。
まずは、どの程度の英会話レベルがあればアメリカ旅行に困らないのか、というお話からはじめましょう。
目次
アメリカ旅行に必要な英語レベルは?
アメリカは、ネイティブアメリカンからすれば移民で出来ている国と言えます。それだけ、色々な出身や、州によっても「訛り」というものがあるため、発音が教科書や教材通りの完璧な人はほぼいないと言っても過言ではありません。
また、母国語が英語の外国人でも、完璧な英文法で話をする人はあまりいません。ですから日本人のカタコト英語でも、恥じることはないのです。
英会話は、英語の基礎知識よりも「相手と話をしよう!意見を伝えよう!」という気持ちの強さと根気が左右します。中学生レベルの基礎英語の知識でも、身振り手振りを交えたり、相手に言いたいことをわかってもらえるまで努力すれば、最終的には伝わります。
とはいえ、最低限の単語やフレーズは覚えておきたいものです。今は高額な英会話教室に通えなくても、アプリやオンライン英会話などを利用すれば安価でどこでも勉強をすることができます。
もし現地で友達を作りたいと思ったら、気の利いた言い回しをしてみたり、ジョークを言ってみるなど、基礎以上に実践したいことは山ほどあります。自分の興味のある世界の専門用語などは積極的に覚えていきたいところ。
海外旅行をするなら、できるだけ現地の言葉を覚えて現地の人とたくさん話したほうが、ずっと友達と行動したり一人でいるよりも楽しみの幅がずっと広がりますし、現地の人しか知らないお店や観光スポットを教えてもらえるかもしれません。
アメリカ旅行ならどの程度の英語レベルがあれば楽しんで過ごすことができるのか、考えてみましょう。
英語が全くできなくても一人で生きていける?
もし、アメリカ旅行に行きたいけど、英語がまっっっったくできない!という場合。アメリカから生きて帰ることはできるのでしょうか?
いや、そもそも、入国すら無事にできるのでしょうか。不安になる方もいると思います。
はじめに結論から言うと、全く一言も英語を話すことなくアメリカ旅行を完遂することは「不可能」と言っておきます。
まず入国審査のときに、アメリカに入国する理由を聞かれます。旅行の目的や、滞在先、滞在日数については誰でも必ず聞かれることですから、最低でもこれだけは英語で説明できなくてはいけません。入国審査官は日本語を話すことはできないのです。
旅行の前にビザやESTAを取得することは必須ですが、もし入国審査の時に取得したビザと異なる目的を告げれば、入国不可になってしまいます。
最低限、観光にいくなら「Sightseeing(観光)」と言う単語、宿泊先のホテルや住所(メモでも可)、滞在日数(I’d stay 〜 days)という答えはできるようになりましょう。これらの具体的なフレーズはこの記事でご紹介します。
入国さえできれば何とか帰国するまでに生きてはいけると思います。しかし、英語を頑張って話そう!という気持ちがなければ、観光は日本人のために日本語で対応してくれる現地ツアーばかりになって、アメリカ旅行の魅力が半減してしまうかもしれません。
海外旅行の楽しみのひとつは、生まれ育った国と全く違う文化を味わえるというところ。ただ場所に赴くだけなら、グーグルマップでピンを落とすだけで十分です。
だれか英語が話せる友達と行けば、英語が全くダメでもその友達が助けてくれますが、ひとり旅でアメリカに行くなら最低限は生活や観光に必要なフレーズを覚えて行くべきです。
もし聞き取りができないとしても、自分がどうしたいかという意識は伝えられなければいけません。
また、アメリカは裕福な国で、自然も豊かですが、国際的にアメリカは「いくつかの国を怒らせている」という現実があります。銃社会ということもあり、テロをはじめとした危険にも、巻き込まれないという保証はありません。
西海岸などの比較的穏やかと言われている街でも、夜に出歩くことは危険です。このようなそれぞれの現地の注意事項も、英語で理解する必要も出てくるでしょう。あのエリアは比較的安全でも、このエリアには近づくな、など。
身を守るためにも、最低限の勉強は必要です。アメリカ旅行には、言語の壁も含めて、緊張感を持って臨むくらいがちょうどいいでしょう。
日常会話なら中学生レベルでOK!飛行機の中で暗記しよう
アメリカ旅行に必要な「最低限の英語力」とはどのくらいのレベルでしょうか。
ちょっとした観光程度なら、中学校で習う程度の基礎的な単語や文法で十分対応できます。
聞き取りは、その相手の話すペースや訛りによっては全く不可能な時もあります。しかし、一週間から1ヶ月程度の観光なら、自分から話す、自分の意思を伝えるというスキルを集中的に鍛えるといいでしょう。
いくら相手の言うことがわかったとしても、自分から積極的に喋れなければ何もできないのがアメリカです。指差しやジェスチャーだけでもレストランなどで注文はできますが、十中八九相手にストレスを与えてしまいます。
アメリカ人の多くはあまり他言語に関心がないので、こちらが英語に合わせなければ意思疎通ができないという厳しい現実があるのです。
ですから、自分の今の気分や、欲しいもの、やりたいこと、行きたい場所を伝えるなどのフレーズは覚えておくべきです。
とっさに単語が出てこなくても、「私はこれが欲しい、したい(I’d like ~)」という基本的なフレーズを覚えておけばあとは主語をくっつけるだけですから、スマホで単語を調べればいいだけです。
そのような基礎くらいなら、飛行機で英会話の本を読むだけで身につける事も可能ですから、旅行の際は最低一冊は英会話の教本を持っていきましょう。
今は英語の本よりアプリの方が便利?
英会話の教材には実に色々な種類があります。単語帳からリスニングのCD付きの教本まで数多く、本屋には必ず英会話のコーナーがあります。
しかし、スマートフォンが普及している現在は、本よりもアプリで英語を覚えるというほうが身近ですよね。荷物もかさばらず、通勤や通学時にも手軽に勉強ができるので、とても便利です。
ただ、いざアメリカ旅行に行く、という時に、心配なのはスマホのバッテリーの残量です。海外旅行ようの料金プランをつけていても、どこも電波状況が良いわけではないので、電波を探すだけでも普段日本にいる時よりバッテリーを消耗することもあるでしょう。
翻訳アプリで乗り切るというアイデアもありますが、いざという時に電池が切れてしまうと八方塞がりになってしまいます。携帯用バッテリーを持ち歩くものいいですが、容量が大きいものは重くてかさばりますし、小さなものだと一回くらいしか充電はできません。
旅行中にスマホが使えないことは現代だと致命的なロスにも思えるものですよね。また、電波の入らない状況では使用できない翻訳アプリもあります。
そのようなシチュエーションのことも考えて、文庫本程度の英会話の本を最低一冊は持っていきたいところです。書籍ならスマホのバッテリーも温存できますし、人に見せながら、ということを考えると、セキュリティの問題や盗難の心配もクリアできます。
多用途でバリエーションも豊富なアプリですが、便利なことばかりでもありませんから、オフラインで電力もいらない参考書も、併用してみてはいかがでしょうか。
友達を作ろうと思うなら
もしアメリカ旅行に行くならアメリカ人の友達を作りたい!と思うのなら、それなりに英会話の能力が必要になってくるでしょう。
またカフェやバーなどのお店では、スターバックスなどのチェーン店以外は特に、スタッフは気さくに話しかけてきます。
初めて行ったお店で店員さんと顔見知りくらいになれれば、地元民しか知らないオススメの観光地など、アメリカで楽しく過ごすために良い情報をもらえることもあるでしょう。
初対面の人とでも気持ちよく英語でコミュニケーションが取れるということは、
- 細かい自己紹介ができる
- 自分の話をストーリー立てて話すことができる
- 相手の話を80%程度理解できる
以上の英会話スキルがあるということ。一般的な英会話教室でいうところの中級程度のレベルだと言えます。
ただ、初級レベルでたとえ文法がめちゃめちゃでも、「5W1H(いつ誰がどこでどうやって何をした)」が伝わればなんとかなりますから、つまるところ「慣れ」があれば、相手が根気強く耳を傾けてくれたらどうとでもなる、という場合もあるのです。
日本人同士でも友達になれる相手とそうではない相手がいるように、英会話が達者だとしても誰とでも友達になれるわけでもありません。お互いに興味があって知り合いたいと思っていたなら、英語が拙くても友達になれることはあるでしょう。
もしアメリカに1ヶ月以上旅行するということになったなら、ひとつ「いきつけのカフェ、バー」というものを作ってみるといいかもしれませんね。
興味のある領域の英単語を覚えていこう
友達作りには「共通の趣味」というものが最も効果的な話題です。
自分が好きなこと、ものに関する英語を覚えていけば、その領域のマニアックな人たちとは、言葉の壁を乗り越えて友達になれるということも期待できます。
たとえばゲーム好きなら、もし帰国してもオンラインで再開できることもあるでしょう。ほかの分野でも、インスタで繋がったり連絡先を交換すれば、友達関係を続けることができます。
海外で友達を作ることの最大のメリットは、その友達と仲良くなって遊ぶようになれば、その土地の観光がとてもディープになること、また再び同じ場所に行くとき、泊まる場所に困らなくなるかもしれないということです。
そこまで仲の良い友達ができるかは運の要素も大きいですが、英会話コミュニケーションが流暢であるほど友達ができる可能性は高くなります。
もしコンサートやコミコンやゲームショウなどのマニアックなイベントや、ワークショップ、ガイドツアーなどに参加したときは、勇気を出して普段のシャイな自分を捨て、積極的に英会話に臨んでみましょう。
留学しなくても旅行だけで英語力は上がる?
英語力を上げるために海外に語学留学する人もいることだと思います。たとえば英国領であったフィジー共和国は一部で英語が公用語で、日本の会社による語学留学のサービスもあります。
語学留学となると、大抵はそのクラス内では「母国語禁止」となり、同じ日本人がクラスにいたとしても、日常会話も英語で話さなければペナルティがあるなど、厳しい環境で英語の勉強に集中できるため人気です。
しかし、留学ではなく旅行でアメリカに行くだけでは、英語力は上がらないのでしょうか?
もし基礎的な英語力(単語、文法、構文など)がまだ足りないとなると、根本的な問題から英語力はなかなか上がらないかもしれませんが、もし高校卒業程度の基礎を抑えているなら、現地で過ごすことでかなり英語力は鍛えられます。
ひとり旅ならなおさらです。現地で生活するために英語を話す必要にかられますから、滞在する期間が長いほど、英語スキルは磨かれていきます。リスニングも会話も両方、細かい言い回しや最新のスラングなど、よりネイティブイングリッシュの自然な英語を身につけていくことができるでしょう。
ですからアメリカ英語を覚えたいのなら、正直に言うと語学留学よりも、日本の学校で基礎を勉強し、ESTAで許されている90日の期間をフルに利用して旅行をする方が自然に英語は身につくのかもしれません。
現地で恋人を作ることで英語力は格段に上がる
筆者の英会話スキルは中級〜上級ということになっていますが、留学経験はゼロです。それでも、アメリカに旅行に行った時にはなんの不自由なく過ごせました。到着してしばらくは緊張していましたが、最終的には一人でふらりとバーで飲むほど慣れたくらいです。
なぜ専門的な勉強も特にしていないのに海外生活を満喫できたのかというと、筆者にはアメリカ人の恋人がいたからです。
宿泊先も彼の家だったので、料理も自炊し格安で滞在することができました。1ヶ月強の滞在で、飛行機代を含めて20万程度で過ごすという破格のアメリカ旅行です。
逆に相手が日本に来た時もしかりですが、海外に恋人や仲のいい友達がいれば、旅費を抑えて現地の情報も人の助けも難なく手に入ります。それに、英会話スキルも格段にアップします。
相手のことを知り、自分のことも知ってもらおうというやる気が、ふつうに勉強するのとでは段違いですから、恋人と英語で会話するということは、もしかするとどの勉強法よりも最短で英語力を上げることができるのかもしれません。
今はさまざまなマッチングアプリがありますから、現地に赴く前に色々な海外の人と知り合うことができます。恋人目的ではなくても語学に特化したSNSサービスもありますから、国境を越えて知り合いを作ることができるのです。
ただ、マッチングサービスは詐欺などの被害も少なくありませんから、できるだけ現実のなかで出会いたいところ。もし、いざ現地に行ったら相手も相手の家もなかった、ということになると破滅しますから、そこは慎重に行動しましょう。
覚えておいて損はない8のシチュエーションの英語フレーズ
ここから、覚えたらすぐに使える実践的な英会話フレーズを、アメリカ旅行に行った際によくある8つのシチュエーションに分けて紹介していきます。
飛行機に乗り、アメリカ現地の空港に着いてから税関審査を受け、ホテルにチェックインし、買い物や食事をするなど、旅行のシーンから実生活のなかでも「これだけ覚えれば大丈夫!」というものを厳選しました。
理想的には、これらのシチュエーションを含めどんな状況下でも柔軟に対応できる力をつけたいところです。しかし最初は慣れない環境で緊張したり、どう喋り出したらいいのかわからないで詰まってしまうこともあるでしょう。
大切なのは心を落ち着かせて自信を持って話すことですが、まず定型文を覚えておけば、ファーストステップを乗りきって環境に慣れていくことができるでしょう。時にはハッタリも大事なのです。
もし喋り出しにつまづいたら、どんな状況でも「I’m …」もしくは「It’s …」から話し始めることができます。話すのに時間がかかっちゃうかもしれない、と思っても、とりあえず喋り出してみることです。
文法がめちゃくちゃでも、単語が正しければギリギリ通じることもありますから、恥や恐怖心を捨て、どんどん喋りましょう。
一番大事!欠かせないSay Helloの言葉
英会話でもほかの言語でも、コミュニケーションで一番大切なフレーズといえば「挨拶」の言葉。基本中の基本ですね。とにかく元気よく「こんにちは」から話しかけましょう。
挨拶の基本的なフレーズは以下の通り、
- Hello.
- Hi.
この程度で十分。続いて「Good morning」など、時間帯に分かれた挨拶もありますが、街中くらいなら「Hi」だけで十分です。仕事などで目上の人と話すというようなシチュエーションでもない限り、誰に対してもフランクでいて許されるのがアメリカのいいところ。
もっと砕けた表現だと
- Hey.
という呼びかけもありますが、こちらは仲良し相手に使う感じです。
大体の場合はそこからさらに、「調子はどう?」的なことを聞きます。相手に関心がある、ということを示すことが、(たとえ表面上だけでも)アメリカ流のコミュニケーションにおける礼儀とも言えます。
調子はどう?というフレーズは、
- How are you?(調子はどう?)
- How’s going?(今どんな感じ?)
- What’s up?(調子どうよ?)
の2つが基本としては代表的。教科書には「How do you do?」が多く載っている印象ですが、すこし南部のおじさんっぽい感じ(偏見だったらスミマセン)。現代っ子にとってはちょっと古臭い表現かもしれません。
これらの挨拶を相手からされた時の返答は、
- I’m good.(いいよ)
- I’m fine.(いい感じ)
- I feel not bad.(悪くないよ)
- I feel great. (最高の気分)
- I’m okay.(平気かな)
など。先頭の「I’m」や「I’ feel」は省略できます。
そして相手に聞かれて答えたら、こちらからも「How are you?」と聞き返してあげましょう。これで挨拶のシーンはだいたい完璧です。
さらにステップアップとしては、もし調子は?と聞いて相手が「Not good(あんまり良くないかな)」などと答えて元気がなさそうな時は、「Why?(どうして?)」や「What happend?(何があったの?)」と聞いてあげれば、会話も弾むでしょう。
こちらも相手と会話を積極的にしようと思った時は、「Feel good」じゃないのに「Fine」と答えるのではなく、正直に今の状況を説明できたら理想的です。
大きな声で笑顔で挨拶しよう
恥ずかしがり屋の日本人にありがちなのが、人と話す時に目線を相手と合わせない、声が小さい、など。
これは堂々としたアメリカンには不思議なことのようです。むしろ、話をする時に目線を合わせないことは「あなたに興味がない」と言っているようなものと捉えられ、失礼に当たってしまいます。
また、小さい声で話すのもあまり良くありません。冷静で落ち着いているのは良いですが、控えめでいることは損です。
筆者もシャイで声が小さいほうですが、せめて視線を合わせたり、会話に積極的に入っていくことにしています。特に、笑顔でにこやかでいることは、言語を問わず大切なことだと思います。
特に、マイナス思考なことを日常会話にぶっこむのは、アメリカ人には特に歓迎されません。アメリカ市民も移民も、他人の愚痴を聞くよりハッピーな話がしたいわけです。どこの国でも同じかもしれませんね。
英会話の実践は、初めはうまく言いたいことを伝えきれなかったり、相手の言っていることを全て理解できなかったり、悔しい思いもすることでしょう。でも、落ち込んで過ごすより、「恥はかき捨て」の勢いでどんどん前に出ていくほうが力になります。
たとえまだ初心者だとしても、せめて挨拶だけでも一丁前にこなしてやりましょう。細かい話はそのあとです。
飛行機内で使うフレーズ
アメリカまで飛行機で移動する時、アメリカの航空会社以外でも、公用語として英語を使う航空会社はとても多いです。
日本から出発する飛行機なら日本語が通じることもありますが、安く移動しようとすれば、乗り継ぎをすることもあるでしょう。
中国や韓国でトランジットを経てからアメリカ本土へ移動するとなると、日本語が通じないことは当たり前と思っていた方が良いと思われます。
アメリカまでの長距離飛行では、機内サービスで食事が出されます。たいてい食事は二種類あり、その中から一種類選びます。
教科書でもそのようなシチュエーションで「Chicken or Beef?」と聞かれるなどの話が載っているのではないでしょうか。
またドリンクを何が飲みたいか聞かれることもあります。ただ、食事や飲み物は、「チキン」「オレンジジュース」のように日本語の発音で単語だけ伝えても何とかなります。
気をつけておきたいことというと、エコノミークラスに乗った時の座席の前後左右への気遣いです。
エコノミークラスは座席の間隔が狭く、ジャンボジェット機の場合は窓側も三列、通路を挟んだ真ん中は六列ほどある時も。
通路側の席ならお手洗いに立つのも楽ですが、窓側や列の真ん中の席の場合、隣の席の人に一言断りを入れたいところです。
ただ、アジアからアメリカへ発つ時は、乗客全員が英語を介せるという訳でも無いので、簡単な一言でいいでしょう。
- Excuse me. (すみません/失礼します)
- Can I pass?(通れます?)
- Can I get by?(前を通れますか?)
特に他人になにかを尋ねる時には、「Excuse me」を先頭に、これらを組み合わせて使いましょう。
ロングフライトを快適に過ごそう
日本国内では、長距離バスや飛行機で座席を倒したい時、後ろの席の人に断りを入れることが多いと思います。
アメリカ行きのフライトの機内は多国籍的で、言語が誰にでも通じることもなく、国民性も多様なため無言で座席を倒すことも多いです。
しかし、お互い他人の乗客同士で関わり合いがないとはいえ、10時間以上に及ぶ長いフライト。出来るだけ最低限の気遣いで、お互いストレスなく過ごしたいところです。他人を思いやるという日本人的な長所を出してみましょう。
- (Would you)Mind if I recline?(座席倒しても構わないですか?⦅recline/リクライン: 座席をもたれる⦆)
- May I put my seat back? (席を倒してもよろしいですか?)
本当は相手に了承をもらわなくても良いことではありますが、こう言えたほうが礼儀正しいといえるでしょう。
相手に「Okay.」「Sure.」など了承をもらえた時には「Thanks」とお礼を言いましょう。
注意点として、「Would you mind if〜? 」という質問は直訳すると「〜したら気にしますか?」というニュアンスが含まれるため、「Mind if I recline?」の問いかけに「いいよ」という返答が来る場合には「Of course not.」といったように「No」の返答、つまり「気にしませんよ」と答えが来ます。
つまり、この呼びかけ方をした時にNOと言われても落ち込む必要はないので、気をつけておきましょう。
空港で使える言葉
アメリカの空港に到着した時から、英会話チャレンジは始まっています。アメリカは日本と馴染み深い関係性があるとはいえ、日本語学習は任意のため、日本語を話せるアメリカ人は、街中にはほとんどいません。
到着してからの第一関門といえる英語の壁は、なんといっても税関審査のシーン。入国しても問題ない人物であることを、英語で証明しなければいけません。
ビジネス目的で入国する人はそもそも英語を予習してくると思いますから、ここでは観光目的で入国する時に知っておくとよい解答例を、審査官の質問とセットで紹介します。
What’s purpose of your visit? (滞在目的はなんですか?) Why are you here? (ここへは何をしに?) |
I’m here for sightseeing. (観光をしに来ました。) For visit my friends. (友達に会いに。) |
---|---|
How long will you stay? (どのくらい滞在予定ですか?) How many days are you staying? (何日滞在しますか?) |
10 Days.(10日間です。) I suppose to staying in 10 days. (10日間滞在するつもりです。) |
Do you have a ticket for return? (帰りのチケットは持っていますか?) |
Yes I have.(はい、持ってます。) Here you are.(こちらです。⦅チケットを見せる⦆) |
Where are you staying in? (どこに宿泊しますか?) |
I’ll stay at 〇〇 hotel. (〇〇ホテルに滞在します。) I have a room reserved 〇〇 hotel. (〇〇ホテルの部屋を予約しています。) |
How many times have you been to America? (アメリカへは何回来たことがありますか?) Is it first time to came in America? (アメリカへ来たのは初めてですか?) |
Yes It’s my first time. (はい、これが初めてです。) I’ve been here 5 years ago. (五年前に来たことがあります。) |
聞かれる質問は大体これくらいです。
ほかに質問があるとしたら、「Do you have anything to declare like food?(食べ物など何か申告するものを持っていますか?)」など。食料を持ち込む際には、税関申告書に記入しなければなりません。
回答は、持っていない場合は「No I haven’t.(いいえ、持っていません。)」「Nothing(何もないです。)」など。
持っている時は、正直に何を持っているか説明しましょう。
税関では嘘をつかないように
日本人は2018年現在では、旅行客において世界的に信用度が高いとみなされているため、税関で引っかかることはそれほど無いと言って良いでしょう。
しかし、もし審査の時に嘘をつくなら、話は別です。
たとえば、持ち込み禁止のもの(食料など)を持っているのに「何も持っていない」と言ってしまった時。もし荷物検査をされた時にスーツケースの中からそれらが出て来てしまうと、強制帰国もありえない話ではありません。荷物検査はランダムで行われることもあります。
入国審査で最も嫌われるのが「嘘をつくこと」です。
滞在日数や目的、帰りの日程など、あらかじめ予定している情報とズレがないようにスピーチを予習したほうが良いでしょう。
アメリカはテロ事件などをきっかけに、入国の取り締まりはいつでもどの国境からでも厳しいものになっています。信用の高い日本人だからといって、それだけで簡単にパスできるわけではありません。
食べ物を持っているけど申告が面倒だからといっても、正直に話すほうが身のためです。海外に滞在する際にはお客さんとしての「素行」というものを監視されているのです。
もし嘘をついたり悪さをしたら二度と入国できなくなってしまうことすらあり得ますから、税関審査の時には特に正直でいましょう。
人になにかを尋ねるときには
道に迷った時、目的地へどうやって行くのかわからない時など、旅行中でありがちな「迷子」のシチュエーションに陥ることもあるでしょう。
そんな時には、一人で解決策を練るより人の手を借りたほうが解決は早いですね。しかし、知らない人に英語で話しかけるというのは、初めてのアメリカ旅行なら少々ハードルが高いと感じられるはず。
ただ、アメリカで人に話しかけるのがなぜ億劫かというと、その理由のほとんどが「英語に自信がないから」なのではないでしょうか。
そのあとの会話が難しいとしても、出だしをクリアしてしまえばなんとかなるものです。シチュエーション別のフレーズを暗記してしまうことで、会話の入り口はより広くなりますから、定型文を覚えておくことで英会話をする勇気もより湧いてくるでしょう。
人に道を聞いたりものを尋ねる時に使えるフレーズを、いくつか紹介します。できれば暗記して、いざという時に備えましょう。
- Excuse me.(すみません⦅出だしとして⦆)
- Do you know the way to 〇〇?(〇〇への行き方を知っていますか?)
- Would you tell me how can I get there?(そこへどうやって行くのか教えて頂けますか?)
- Where is the nearest station?(一番近い駅はどこですか?)
- Where is here (on this map)?(⦅この地図の上で⦆ここはどこですか?)
- Could you help me? I’m lost.(助けて頂けますか?迷っています。)
特に「Where is ~?」というフレーズは、トイレ(restroom)などなにかを探している時に役立つフレーズなので、旅行の際は覚えておきましょう。
聞く相手はカップルか子供連れがベスト
アメリカで人に何かを尋ねる時に躊躇する理由として考えられるのは、英語のハードルに次いで、「尋ねる相手」というものがあるのではないでしょうか。
店員さんやホテルのスタッフなどには尋ねやすいと思います。しかし、通行人など道端の一般人に何かを聞くのは少し勇気がいりますよね。
まず、治安の悪いエリアで人に話しかけるのは、やめておいたほうが身のためです。地元の人ですら避ける行為といえます。
規模の大小はありますが、ギャングはどこにでもいます。街の治安の情報はあらかじめ調べておきたいところですね。
街の中心部など、人通りの多い場所なら比較的安全です。ただ、尋ねる相手は選んだほうがより安全でしょう。
たとえば、人の良さそうなカップルか子供連れの家族など、ファミリー層なら安心です。子供の前で人に不親切をする人はなかなかいないと思われます。
ただし、良い人たちに見えても、実はホームレスでお金をせびられる、というパターンもあるかもしれません。(多くのホームレスが麻薬中毒者であるというパターンが多いということもあり、旅行者がわざわざ寄付をする必要はないそうです。行政の問題です。)
ですから、比較的身なりの良い人に尋ねるのが良いでしょう。
ホテルにチェックインするときには
空港からホテルにチェックインする時にも、英会話が必要です。
チェックインできなければ宿泊もできませんから、死活問題ですね。ここで、ホテルにチェックインするときと、滞在中に使えそうなフレーズをピックアップします。
- I’d like to check in.(チェックインしたいのですが)
- Can I get a Wi-fi password?(Wi-Fiのパスワードをもらえますか?)
- Is there a room with two separate beds available?(ベッドが二台ある部屋は空いていませんか?)
- What time is checkout?(チェックアウトは何時ですか?)
チェックインするときもスタッフに声をかけるときも、まず「Hello」「Hi」と挨拶をするのを忘れずに。
Wi-Fiのパスワードを聞くのを忘れずに
アメリカ旅行に行く際、契約している通信サービスによっては、事前にアメリカで通信機能を使えるように契約に申し込む必要があります。
そうしてアメリカでも日本の契約のままでスマホが使えるようになったからといって、日本国内で通信を使用するのと同じような料金で、同じような通信速度では使用できないのが事実。
ですから、使えるWi-Fiのサービスは積極的に使っていきたいところ。
特にホテルなどの滞在先にいる時はWi-Fiをフルに活用するべきでしょう。
上にも紹介しましたが、チェックインしたときには必ずフロントに「Can I get Wi-fi password?」と聞くのを忘れないようにしましょう。
買い物をするときに使えるフレーズ
今や日本の雑貨屋さんにもアメリカ発の愉快な雑貨の取り扱いが増えたため、あえて旅行に行ってアメリカのプロダクトを買わなくても日本で手に入ってしまう世の中です。
しかし、現地の人が作ったハンドメイド作品などは積極的に見て回りたいですよね。ネイティブアメリカンの工芸品なども、現地で見ると違うかもしれません。
また、ふつうのスーパーで買い物をするときにも、こなれたフレーズを使っていきたいところです。
では、買い物のシーンで使えるフレーズをご紹介します。
- Hi. Can I have this one?(こんにちは。これもらえます?)
- Can I use this card?(このカード使えますか?)
- Isn’t there some different color one?(違う色のはないですか?)
- Excuse me, could I try this?(すみません、これを試せますか?⦅試着、試食など⦆)
店員さんに話しかける時はもちろん「Hi」と挨拶、もしくは「Excuse me」と一言。これらは全て簡単な言い回しなので、身振り手振りを添えるとなおGoodです。
アメリカにはクレジットカードを持っていこう
アメリカをはじめとして、現代の先進国では何かを買ったり支払いをする時に現金で決済をすることはなくなってきました。
現金決済に変わり、クレジットカードやデビットカード、電子マネーでの決済が主流です。お財布もコンパクトで、アメリカ人で長財布を持っている人は女性でもいません。
それでも現金の支払いももちろんできますし、クラフトマーケットなど市場のお店ではたま〜に現金のみ対応する場所もあります。
しかし、大きいお財布でお金をたくさん持ち歩くのは荷物もかさばってしまいます。観光をするときには、できるだけ身軽に移動したいところですよね。
ですから、アメリカ旅行にはアメリカ現地のATMに対応するクレジットカードを用意していくのがベター。今は海外旅行の保険に自動で加入できるものも多いですから、これを機に契約しておくと難がないでしょう。
食事を注文するときに
海外旅行で絶対に堪能して帰りたいものといえば、現地の食事です。
アメリカを代表する食事といえば、マクドナルドをはじめとしたファストフードもありますが、「人種のるつぼ」と呼ばれるように様々な国籍の料理のレストランを楽しめるのことも、楽しみの1つにできます。
日本もイタリアンやアジア料理など、色々な国の料理を本格的に楽しめますが、たとえば日本の中華料理店とアメリカの中華料理店ではメニューも違います。他にもエチオピア料理など、日本では珍しい料理も食べられるかもしれません。
そして、それらのような異国籍料理のレストランでも、もちろんオーダーには英会話が必要です。日本料理屋もアメリカに多数ありますが、スタッフは日本語がわからない場合もありますから、完全に英語を使うことを前提として食事に行きましょう。
- Hello. Do you have a table for two?(こんにちは。二人ですが席はありますか?)
- Excuse me, may I order?(すみません、注文お願いします。)
- Do you have a menu in Japanese?(日本語のメニューはありますか?)
- Can I get a tap water?(水⦅無料⦆をもらえますか?)
- I’d like a Cheese burger.(チーズバーガーを下さい。)
- Take out, please.(テイクアウトでお願いします。)
- What do you recommend?(なにかオススメはありますか?)/li>
料理や飲み物を頼む時は、大抵「Can I have ~」か「I’d like a ~」のどちらかを使います。前者の方が使用率は高めです。
もしちょっと高めのレストランの場合は、男性ならジャケットが必要など「ドレスコード」がある場合があるので、予約の際に事前に
Is there a dress code?
(ドレスコードはありますか?)
と聞いておきましょう。
レストランでチップをあげる方法
ファストフードなどを除くアメリカのレストランでは、ほとんどのお店が会計時に店員さんに「チップ(駄賃)」をあげるというシステムになっています。
飲食店の接客業の賃金は平均的に低く、そのかわりお客さんにチップをもらうことで収入を上げています。
チップの額はというと、平均的に会計の10%から20%程度。テーブルについてくれた店員さんのサービスの質が低ければチップも低くして構いません。そのかわり、その店員さんのおかげで心地よく食事ができたなら、多めにあげましょう。
そうして、店員さんはチップを多く貰うために頑張って愛想よく接客してくれます。
アメリカの映画やドラマの中では、会計とは別にいくらかのドル札をボンとテーブルにおくシーンも多く見かけましたが、今や決済はクレジットカードや電子マネーでの支払いが当たり前。どのようにしてチップを渡せばいいのでしょうか。
その方法は、アメリカに初めて行った時には戸惑うかもしれませんが、慣れれば簡単です。お会計「Check, please?」の後に、多くの場合は店員さんがテーブルまでレシートとボールペンを持ってきます。
そのレシートには、「Subtotal(食事の金額)」の下あたりに「Tip(チップ)」、最後に「Total(合計金額)」と書かれています。そのTipの欄に、スマホのアプリの電卓か何かで、Subtotalから10〜20%の金額を計算して自分で記入します。
例えば、食事代が$25で、店員さんに15%(最も平均的なチップの額)のチップをあげるなら、Tipの欄に$3.75-と記入しましょう。(チップの額が改ざんされないよう最後に横線−をつけるのを忘れずに)
チップの額を記入したら、Totalの欄に食事代とそのチップを足した合計金額を書きます。上の条件なら、$28.75-になります。
全て記入が終わったら、そのレシートとクレジットカードを店員さんに渡します。すると、店員さんがチップも含めたTotalの額をクレジットカードから引き落としてくれます。こうしてお支払いは終了です。
もし現金を持っていたら、会計とは別に現金でチップを置くことも可能なので、支払いのシステムがよくわからない!面倒くさい!というひとはクレジットカードとは別にチップ用の現金を用意していくといいでしょう。
会話をスムーズにできる相槌の言葉
英単語や文法などの基礎はこれまで学校で勉強したからわかっているはずだけど、いざ会話となるとぎこちなくなってしまう。緊張してあたふたしてしまう。
そんなこともあるかと思います。学校でネイティブイングリッシュのような自然な英会話を実践から学ぶ経験ができるのはとても稀ですから、英会話スクールに通っていたり、周囲に英語で話す相手がいなければ当然です。
ですが、英会話の基礎を把握しているなら、スムーズに会話ができるまでそう時間はかかりません。
必要なことは、リラックスと、挑戦をすることです。
そして会話をスムーズに運ぶために、「相槌を打つ」という動作を交えることで、自分も相手も心地よく話をするために役に立ちます。
相手の話を聞いている意思表示は意外に大切なことです。以下に、英語の相槌表現をピックアップしました。
- I see.(なるほど)
- That’s true.(そうだよね)
- I think so.(そう思うよ)
- Exactly.(その通り)
- Absolutely.(もちろん)
- Really?(マジで?)
- Is that so?(そうなの?)
- No way.(うそでしょ)
- Are you kidding me?(冗談だよね?)
- And then…(What happend)?(それで…⦅何があったの⦆?)
- Weired.(変なの〜。)
- It’s funny.(変なの⦅面白いね、というニュアンス⦆)
ほかにも、ふつうに日本語で「ふ〜ん」と言っても大丈夫です。会話のなかで国民性を全て相手に合わせなくてもいいと思います。
アーハン?て言わなきゃだめなのかどうか
海外映画やドラマでよくある「アーハン?」という相槌。
英語で表記すると「Uh huh?」になります。口を閉じて「ンーフン?」と鼻で返事をすることも。
どんな意味の相槌かというと「ええ」「わかるよ」「それで?」といった感じでしょうか。いかにもネイティブイングリッシュっぽい様子ですね。
ですが、英会話初心者で会話もたどたどしいのにこれを連発していると、「本当にこいつ分かってんのかな?」と相手を不安にさせることも。
慣れてきたら気だるげでも最も楽な相槌なので、友達同士のあいだで存分に使っていきたいものではあります。
しかし、英会話勉強中は「分かっているフリ」をするのが一番NG。把握できなかったこと、聞き取れなかったことは、
- What?(なんて?)
- What you said?(なんて言ったの?)
- Say it again please?(もう一度言って頂けます?)
- Sorry I couldn’t understand!(ごめん、わからなかった!)
など、聞き返してしっかり相手の言いたいことを掴んでいくことが、分かっているフリをするよりも礼儀正しいと言えるでしょう。
相手にも「英語はまだ勉強中!」ということを理解してもらい、辛抱強く会話してもらいたいものです。
やる気と根気があればなんとかなる
アメリカはでっかいです。それはもう色んな意味で。自分が田舎者で、とても小さくなったように感じることもあるでしょう。
初めて旅行先で英会話に挑戦する時は、誰しもそれなりに緊張することだと思います。入国審査でNGされたらどうしよう、トランジットで失敗したらどうしよう…など、心配もありますよね。
しかし、やればなんとかなるもんです。飛び込む瞬間が一番緊張するシーンで、大体はそれから慣れていくばかりです。もちろんサプライズやカルチャーショックとの出会いなどの素敵な体験は、いつでも期待できます。
アメリカは銃社会とはいえ、都市ならば街の裏路地(建物の隙間の道)や、人気のない通り、地元民の間でも危険だと言われている土地や場所に近寄るなど、自ら危険に飛び込んでいくような真似をしなければ、大抵の危険は避けられます。
とはいえ、ひとり旅の場合は、念入りに上記のような危険なエリアをはじめとして、観光情報やその地域の交通機関の使い方など、下調べをきちんとしていくべきです。もちろん、英会話のスキルを出発までに出来るだけ高めていくことも大事なことだと思います。
旅先で新しい文化に触れたりする以上に、人との出合いは貴重なものです。その一期一会を大切にするためにも、英語を覚えて現地の人たちと交流し、アメリカ旅行を最大限に楽しんでください。
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